中村文昭さん 《040325金沢》中村文昭氏講演会 2004.3.25 石川・野々市にて お金は出口を考える。 入り口ばかり見ているとカネに支配される。 単にジュース買って来いと言われて、単なる使いっ走りと侮る無かれ。 チンタラやるのではなくて、ビックリするほど素早く帰ってくるなど、 意外な対応することが、後々印象に残るのだから。 あふれんばかりの志・心意気でコトに当ろう。 ・・・カヤノさんの『本気・正直・感謝』を思い出した。 “悩みごと”とは他人との比較に過ぎない。悩みすぎる必要はない。 現象だけを受け止めよ。 いいと思ったことは何でも、すぐやってみることが大切。 だけど、同時に後ろ向きの思考回路のスイッチも入ってしまう。 “でもね”・・・ できない理由を探す。 “そのうちに”・・・ 時間がないといういいわけを作る。 病気で寝たきりになったとしても、できることは山ほどある。 たとえば、見舞い客に金渡して、欲しい本を買ってきてもらう。 ゆっくり本でも読んで、頭の中で思考をじっくり熟成させることはできるよね。 元気になったら、実験したらいいじゃないか。 稼いだ金でモノなんか買うな。 他人と比較して、一時の優越感に浸るだけ。 稼いだ金は、自身を鍛えるために自己投資せよ。特に脳・感性を磨け。 そのためには一流を体験しろ。 具体的には、身銭を切って分不相応な、すし屋やクラブや ホテルのスイートルームに泊まった。 一流を作っている人たちの心の周波数を読み取ること。 人の予測・予想をトコトン裏切るような、“これでもかサービス”をしよう。 マニュアルに書いていない接客・サービスが大切。 心のこもったサービスとは臨機応変。つまり、気を利かすこと。 客数×単価の公式は関係ない。 金払ってくれるときに、いかに気持ちよくなってもらえたか? そして、また来たい、今度は誰と来ようかと思ってもらえたか?どうか。 立派な建物や仕組み、カタチだけじゃダメ。 やっぱり“血の通っていないサービス”はダメ。 写真・イラストのイメージを見て、できる、できる! 念じたら、夢は叶うと よく言われるけれど、これは、基礎・基本ができた人、志を持った人にしかできない と思った。・・・でないと、単なる夢物語で終わってしまいそう。 自分らしさとは個々の頭の中に、しっかりイメージされている。 これらは、店や会社が用意するものではない。 ゼロから過去の記憶を雑談などの中からうまく引き出して、 なるだけ具現化してあげること。 後半・質疑応答より 成功者のあなたでも、今だから語れる失敗談は? 欲張って貸切パーティ専用とした2店舗目を巨大店としてオープンさせた。 やれるんだという強気だったが見事に失敗した。 当時はカネ・カネ、金に頭の中がすっかり支配されていて、お客さんに心から 楽しんでもらおうという、商売の基本を完全に見失っていたたようだ。 その時々に、何気なく行なっていることは小さなコトかもしれないが、 見ている人は見てくれていて、その人の心をしっかりと捉えている。 そして、いずれその人が窮地に陥った自分を助けてくれる。 儲かったから、生活を派手にすることも無く、取引先の支払いには自身が 徒歩で赴いていたらしい。窮状を見かねた当時の最大取引先の酒問屋主人に、 「小口取引先と従業員に給料を払ってやれ。それでも残ったら、ウチを 最後に支払ってもよい」、といわれて2年弱厚意に甘えた。 支払い猶予いただいたおかげで、再建することができた。 両親から貰った宝物は? 『言われたことを素直に聞く。すぐに実行する。結果を報告する』 クセがついた。 金が欲しけりゃ、 休みが欲しけりゃ、 福利厚生やプライベートが欲しけりゃ、 他の会社に行ってくれ。 独立したいならば、ここで鍛えてやる。 いくら職を変えても本気でやればよい。きれいな思い出では飯は食えない。 腑に落ちる何かを得たら、どんなヤツでも自信が付く。 いかりや長介氏の逝去に際して 氏の思いがご長男さんにしっかりと受け継がれていて、 長男氏のご会葬御礼の言葉に表れていた。 1.ありがとうの言える人になれ。 2.ごめんなさいの言える人になれ。 3.人に嘘をつくな。 親父の余命を医師から聞いていたが、最後まで言うことができなかった。 だから最後の約束は守れなかった。本当にすまなかったと。 小さな生き様の積み重ね。 死に際に実際の人間の価値が出る。 《 言いたいコトの趣旨をご自身で汲み取っていただければ幸いです。 》 《 誤字や不適切な表現などがございましたら、平にご容赦ください。 》 ご異見・ご要望などは、 メール にて、お気軽にどうぞ。(^_^) ジャンル別一覧
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